私立大学の半数以上が定員割れした。大学が余っている。どうしてこのような状況を作ってしまったのか。子供がいなくて小中学校のクラスはどんどん減って続々と廃校になっているのに、なぜ大学だけ増えてしまったのか。大学数は80年代には446、2022年はほぼ二倍の807まで膨らんでいる。異常過ぎる。国公立大学は勿論、私立にだって私学助成金という公金がぶち込まれているのだから。
Fランばかり増殖してしまった。大学の講義では中学英語や漢字の読み書きが行われているとユーチューブは花盛りだ。
都市伝説かもしれないが、ポスドク対策があったという。大学院を出て博士になっても大学に残れない。然るべきポストが無い院卒対策だ。ホントだとしたら本末転倒もはなはだしいが、どうも嘘くさい。文教族の利権のため、大学が爆発的に増やされたとも言われる。そんなバカなことが実際に起こるか?これも嘘くさい。どちらにしてもこのままで済まされるわけがない。
まず一定の学力や成果が収められない大学には一切の助成金、補助金を止めよう。事実上のお取り潰しだ。私立であろうが公立であろうが例外無しだ。お代官様からお取り潰しを命じられるが、上訴すれば特例が許される。お代官様の指示に従い、専門教育に特化した学校や研究者養成機関になるのだ。ITサイバー学校、エリート養成小中学校、宇宙開拓専門大学、ニュー日本文化創造大学、ニュー資源開拓専門大学、などだ。核融合、メタンハイドレード、持続可能エネルギーの効率化などを勉強する。NASAに負けるものぞ、諸外国に先駆けて宇宙開発を行い、宇宙資源その他の獲得に先んじる
最重要なのは研究そのものではなく、あくまで専門家を育てる教育を行うことだ。ITバカにならないように、そこに存在しなければならない職業倫理や観念なども当然教育する。
国家が勝手に都合の良い人材だけを求めても良いのかという疑義は生まれるだろう。しかし今後を担う人材として国、企業が求めるのは間違いないだろうし、なあに、心配は不要だ。これだけ余ってしまった大学全てが対応し切れるほど簡単なものではないので、本気でやる気を起こさない大方の大学は予定通りお取り潰しになるはずだ。
〝将来の日本の子供のため〟というまことしやかなフレーズに騙されて増殖し続けてしまったが、大学が一つ増えるごとにいくら血税が使われてきたのだろうか。公立大学は相変わらず増え続けているが、自治体リーダーは大学の中身を是非ともよく吟味して頂きたい。
大学より先に、新設大学を認可し続けてきた文科省のお取り潰しが先か。
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