大阪自民が支部長交代で揺れている。惜敗率も支持率も低い六選挙区で支部長を再考し新たに公募しようとする党本部に、当然ながら六支部長は抵抗している。そこに派閥力学の身びいきが働いていると猛反発だ。
これについて解決は簡単だ。党本部は「数字がかなり離されている」と言っているのだから、それを覆せば良いのだ。バイアスを極めて排除した調査は嘘をつかない。
さらに「公募での再任はありうる」とも言っているのだから、党本部と三ヶ月後の再調査判断を合意してもらいたい。
その間旧支部長は定期的に自分で調査をして、自分のポイントを把握していけば良い。自分の選挙区をエリア毎に分けて、ポイントの増減を計り分析しながらガムシャラに活動していく。三ヶ月あれば活動次第でポイントを上げることは可能だ。頭と体をフルに使って挑む人はポイントが上がるし、ダメな人はそのままだ。明暗がくっきり分かれるだろう。支部長、党本部のどちら側も文句は言えず、感情や情実、「自分の派閥候補ばっか、ひいきしやがって」といった遺恨が入る余地も無い。
支部長選任に三ヶ月も待てないって?いやいや、そのくらいの猶予はあげて欲しい。日程的にはまだ大丈夫でしょ?公募作業は並行して行えば良いし、方法はいくらでもある。
「選考過程が不透明」だとか「ここで頑張ってきたのは私」などと言ってもむなしいだけ。政治家なのだから、しっかりと政治活動で決着をつけよう。「相手候補より数字が悪過ぎる」と言われて、そこに反発しない〜できないのが情けない。公認候補にしたくても出来ない党本部の悲しさを知るべきだ。
独自データを掲げて党首脳に直談判し、自分をアピールする候補者を何人も見てきた。それくらいの根性がなければ、これからの小選挙区での戦いは無理だろう。
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