ロシア戦力の前線を担っていたワグネルが、反乱を宣言した。重大局面である。ワグネルの創設者ブリゴジン氏はつい何日か前、次期大統領の有力候補にまでなったと言われていた。ずっとプーチンの影の仕事人、汚れ役だったのに。
ウクライナ侵攻が一年を超えて「十年戦争になるかもしれない」とも論じられていたが、ひょっとしたらロシアは内部崩壊して、戦争が終わるかもしれないと期待してしまう。
この戦争は世界を変えた。小麦粉が高騰して、特にアフリカなどに大規模な食糧危機をもたらした。我が国でも食糧が爆上がりして、生活に困る世帯が急増した。あれもこれも、ウクライナ侵攻がその大きな原因だ。
さらに長期化すると思われていた戦争だが、劇的な変化が訪れた。戦争はこのまま続くのか、終焉を迎える手始めとなるのか。おそらく世界は固唾を飲んで、顛末を注目しているだろう。私としても、これからカップ麺が安くなるかどうかの瀬戸際という思いでいっぱいだ。
一面にワグネルの記事を持ってきた新聞はあったが、日本のマスコミは静かなものである。テレビはどこを回しても、大谷のホームランと広末涼子だ。個人的には大谷のホームランは大いに報道して欲しいが、広末はどうでもいい。
ワグネルなんて、あんま関心はないんですかね。
コメント