ボクシングを始めて4か月になった。そもそもこんな大それた事をやろうと思ったわけではなく、駅前で見つけたボクササイズジムを興味本位で覗いてみたら、いつの間にか入会体験していた。体操みたいなもんかと思ったが、ジム代表が元日本チャンピオンで、初日からミット打ち3ランドをやらされていた。未だにそれ以外はほとんどやっていない。毎回丁寧に教えられ、気分はもうチャンピオンである。
強くなったような錯覚をする。これが正に錯覚で、やや体力はついたかもしれないが基本的に何も変わっていない。行くのが面倒だとはいささかも思わない。楽しいからだ。
街頭演説でもポスティングでも戸別でもいいが、定期的に行っている活動は絶対に重要である。もちろん重要だと思うから継続しているのだろう。その中に是非とも楽しさを見出してほしい。ストイックにやり続けるのも悪くはないが、何となくやり続けるのと楽しさがあるのとでは、活動の中の一つ一つの行動に明らかなる違いが見えてくる。それは「心の躍動」だ。心の躍動には周りを惹きつける引力がある。それこそ選挙に求められる重要なアイテムであり、実は特殊イベントではなくルーティーン活動の中でこそ必須であろう。
昔の選挙事務所には鬼軍曹みたいな幹部がいて、笑って作業などしていたら怒鳴りつけられたものだ。今どきそんなのはいないだろうけど、候補者たる者は自分の周りで応援してくれる人たちへの影響を意識して、是非とも心の躍動を所有しながらの活動をして頂きたい。本人不在のところでも、後援会活動の全てが有効に働き始めるに違いない。
この前スパーリングを勧められたが、さすがにそれは断った。痛いのが嫌いだからである。やはり向いていないのかも。
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