大谷翔平のいるエンゼルスを応援している。ところが野球先進国アメリカの選手は、野球を知らないのではないかというシーンをデジャブのように何度も見せられて、最近は腹が立って仕方がない。
ノーアウト一二塁、あるいは一三塁から点が入らない場面を何度見せられたか。バントとまでは言わないが、進塁打とか右打ちとか、リレイドスチールとかエンドランとか、メジャーリーガーは何も知らないのか。しかも毎度毎度だ。
このように大御所の選挙事務所が、選挙のイロハを疎かにするケースが多々ある。山口県の二世候補が出た選挙もこれに当てはまる。十年ぶりに選挙に出たとっつあんに、前途有望と思われた若者が迫られた事件である。
世襲自慢をしてしまったことは、感性が鈍かっただけだから仕方がない。しかしそこに至るまで、何も考えなかったという事が大いに問題である。「研究不足」以下、軽率行為以外の何ものでもない。それともこの選挙区に限って、世襲自慢は受け入れられると考えたのか。浅はか過ぎる。
HPなどで簡単に世間に公表する前に、調査はしなかったのか。どれくらいの批判、あるいは称賛が得られるのか、簡単に分かったではないか。そして少なくとも世襲を選挙のテーマにして良いか悪いかが明確にできたはずだ。世襲は明らかに、立憲側が提示すべき「選挙の土俵」だった。
しかも印刷物ならタイムラグがあるが、HP公表なら中央のマスコミに瞬時に知られて、馬鹿にされるに決まっているのが分からなかったのか。例え地元の一部で世襲が受け入れられても、中央マスコミの破壊力は大きく、地元も影響されること請け合いである。
このように大御所が仕切る選挙事務所には、意外とアナが結構ある。じゃあどうすれば勝てるのか。残塁数とその形態を分析して、進塁打の研究と選手への意識付けをするだけで、終盤の得点力は大いに増すだろう。
メジャーリーグの醍醐味が無くなって、選手のプライドを傷つけるってか?それなら明日も負けますな。
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