奥様秘書官

 岸田政権による新たなる政策〝学び直し〟の評判が悪い。リスキリングなんて言葉も知らなかったが、お母さんたちがこれで喜んでいるとはとても思えない。そもそも税金からの新たなる予算の投入には、1困っている人を助ける。2将来大きく国家国民のため役に立つ、という目的があるが、今回のケースではどうなのだろう。
 生まれたてから1年内は戦争であり、修羅の世界だ。学び直しなんて言っていられるのは、一部の金持ちだけだろう。大方の若い夫婦に金はない。金を支給しろとは言わないが、もっと直接的に役立つ援助の方が望まれるのではないか。上記の2に適合するのかもしれないが、かなりストライクゾーンから離れている気がしてならない。
 一体誰が言い出したのだろう。官邸に重厚なる女性スタッフはいるのだろうか。高そうなスーツを着た偉そうなオヤジばかりで政策スタッフを固めているのに違いない。
 特に女性地方議員が少なすぎると、このような問題が自治体でも出てきてしまう。全体的に女性の視点が欠けた政策が少なくないと思ってしまう。だから女性議員の極小化はもう社会の危機、未来の危機でもあるのだ。女性候補者は女性からの視点を述べていれば当選に近づく。女性候補が少ないことに加えて、有権者の半数が女性なのだから。女性の投票率が極端に少ない自治体なんて聞いたことがないし。
 長男を秘書官にするより、奥様を秘書官にした方が良いのではないか。
 

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