何か卑怯じゃないか

 三浦瑠麗氏への批判が止まらない。夫の会社が家宅捜査を受けたが「自分とは関係ない」と言ったことなどが物議をかもしている。
 それにしてもその叩かれ方はすごい。特に言論人が過去の三浦氏の発言に対して、不見識だとか勉強不足だとかあげつらっているが、何で今になって言うのか。三浦氏の発言の直後に言えば良いではないか。もっとひどいのになると「三浦氏はこういった性格の悪い人間だ」なんてのも出てきた。お前の方が千倍くらい悪いと言いたい。
 そりゃあ三浦氏は普段から偉そうだとか調子に乗っているとか、何様のつもりだとか底が浅いだとか葬儀で胸元の開いた服は何だとか、色々とあるのかもしれないが、池に落ちてから子犬を叩くのは卑怯千万ではないか。 
 永田町では昔から池に落ちた子犬を叩く風潮が顕著だ。青少年らはこれをどう見ているのだろう。政治家には政治をしてもらえば良いわけで、本来は性格や素行が求められているわけではない。不倫だとか電車の中で懸垂をしたなどを非難される昨今、倫理や正義は人によって多少異なるとはいえ、弱っている人間を叩くのって第三者から見てどうなのだろう。
 特に新人候補者は局面局面において、批判することに神経質になってほしい。今この批判は自分にとって得か損か。有権者はどう見るのかを俯瞰して考えてほしい。チープな批判は必ず自身の票に跳ね返ってくる。
 あっ、でもマスコミからギャラを提示されて「三浦瑠麗さんに厳しい評をお願いします」と求められれば、ついそれなりに応えてしまうか。

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