政治家叩きが激しい。週刊誌なんぞは大臣や議員の首を取ることが勲章と思っているフシがある。法令違反スレスレの悪質行為を繰り返していたり、18歳の女の子に4万円を払って「胸を見せて」と言って自慰行為を行うなどキモい議員は論外だが、大したネタでもないのに大威張りで「いかがなものか」と鼻の穴を膨らませるのもどうかと思う。
政治家叩き、官僚叩きが度を越すと、結局は国民、市民に跳ね返ってくる。やる価値の低い職業と認識され、一流の頭脳が集まらなくなるからだ。一流の頭脳は金融の世界にばかり流れ、金も儲からず悪口ばかり言われる政治家なんぞには、二流の頭脳しか集積しなくなる。国家、国民の生活や未来を決める人たちが二流の頭脳、ブラックジョークではなく現実化しつつあるのではないか。
政治家の価値を高めるにはどうしたら良いのか。簡単である。人員を三分の一も減らせば良い。一気に政治家の価値は高まるだろう。ついでに給料は5割り増しとしよう。何なら二倍でもいい。地方議員の成り手不足も当面は凌いでいける。一度も国会に出てこない議員とか、何もしない幽霊議員は一気にいなくなる。
委員会が回らなくなるとか、権力が集中し過ぎるなどのお為ごかしはこの際どうでもいい。暇な政治家、無用な政治家がたくさんいるのは事実だ。1ヶ月もしないうちに通常運転となるだろう。仕事、会社、人は現実に向き合うようにできている。まずは一気に〝減らす〟事を最優先としよう。
どこかの自治体が試しにやってみてくれないだろうか。一年後に住民アンケートでもとって、不満無しが50パーセントを超えるなら、日本の政治は一気に変わる。
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