自分でやった調査データーが悪かったから立候補を取りやめる。まあ1ケ月、2ヶ月前なら分かるが、選挙まで半年以上もあってろくに活動をしないうちに諦めるなら、最初からその気になるなと言いたい。瀬踏み調査ならまだ分かるが、本調査の場合である。
例えば相手候補が35パーセントの支持率で、自分が10パーセントちょいなら尻込みしてしまうだろう。だがちょっと待ってもらいたい。
決意を持って真剣に活動すれば周りが付いてくる。額に汗して一軒一軒歩く姿を見せつけられると、支持者のハートは(何とかしなければ)と震えてくる。逆の場合は、徐々に応援の熱が冷めてくる。
調査データーが選挙を決めるのではなく、自分の活動が選挙を決めるのだ。そこを勘違いしてはいけない。今時の調査はかなり正しい。進むべき方向を示してくれるだろう。ただしマスコミ調査ではないのだから「勝つ負ける」は、さほど関係ない。どこに自分の伸び代があるのか、どうすれば支持が拡大するのかを調べる手段の一つなのだ。私は半年前の調査で500サンプルのうち、あちら支持200サンプル以上、こちら支持2サンプルをひっくり返したことがある。その時の候補者は、文字通り死に物狂いだった。
出馬は並大抵なことではない。重大決意を容易に引っ込める人間はロクなもんじゃない。家族や周りが迷惑するだけだ。
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