それにしても「リツィート」とはよく言ったものだ。現職の福岡市議がライバルの名を語ったビラを作成。自ら黒装束に身を纏い、深夜ビラ巻きした事件だ。「本当のことを知ってもらおうとしただけ」と当初言っていたが、何て言い草だ。文責者を自分にしなかったのだから、何をか言わんや、である。
政治家が正々堂々とカメラの前で、誰が聞いても分かるような嘘を言う場面にしばしばお目にかかる。こいつらの頭の構造はどうなっているのだろうか。黒い物を目の前にして「どこから見ても真っ白じゃないか」と平気で言えるのだから、マトモな人間ではない。
今回の福岡市議のビラは紛れもなく『怪文書』に当てはまる。文責者が記載されず、発行者も記載されていない政治的文書は全て怪文書と言っても良い。実は私も昭和から平成にかけて、怪文書の素案作りをやらされたことがあるが、敵側の裏金作りだとか、談合案件だとか、きちんとしたリークによって得た内容を糾弾したものだ。(とエラソーに叫ぶが、やってた事は今回と似たようなもの)
怪文書には怪文書の掟とポリシーが必要だ。くどいが、リツィートとは驚き桃の木山椒の木だ。
元モデルだかアイドルだか知らないが、やってることは昭和中期・田舎のクソ選挙そのもの。政治活動妨害、名誉毀損、私文書偽造、ついでに「根性ねじ曲がり罪」を加えて欲しい。
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