グレタさんが論破されたって?

 国連IPCCが温暖化対応の限界を警告している。このままでは地球を守っていくことは困難で、すでに限界が近づいているという。
 私は知り合いの中国人の友人に言った事がある。「中国の発展は世界と地球をぶち壊す。温室効果ガスをこれからさらに排出し続けると、地球規模の危機に陥るのは間違いない。13億人は今以上の生活向上を目指さない方がいい。高級な肉や魚を大量消費しようとするのは世界的な損失だ」中国人は真っ向からそれを否定した。「それは先進国の自分勝手と言うものだろう。これからは中国だって、田舎に住む国民が便利で豊かな生活をする権利はある」
 なるほど、そういうことかと思った。大所高所の見知から、なんて人間はそれほど存在しない。地球が破壊れたら、権利もクソも無いじゃないか、となかなか考えられないのだ。
 グレタさんが司会者に論破されたとか打ちのめされたとか喧しいが、非常にくだらない。エアコンを望んだのは君たちの世代だろうとかどうでも良く、本質論からかけ離れている。
 グレタさんが論破されたとか発達障害じゃないかとか、あえて貶めるような話題も少なくないが、恥ずかしくないのだろうか。極めて若い彼女が訴えたテーマをどう真剣に耳を傾けるか、それをどう捉えて影響を拡散させるかがマスコミ他の役割に他ならない。
 一般のヒトたちに思い浮かばない発想力で、大所高所の検知から全ての政治家はリーダーシップを発揮し続けてもらいたい。

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