コロナ下での選挙戦略

新しい年になっても、例年のように浮かれる気分にはとてもなれない。コロナがいっこうに収まる気配がなく、それどころかますます猛威を振るっているからだ。

選挙の手法も変わりつつある。例えワクチンが開発、普及となっても、今年いっぱいはソロリソロリと緩やかに発進し、一気に元に戻るとは考えにくい。

この状況下では、選挙においては以下の様子となっている。

◯投票率が低くなりがちとなる。

◯活動の総量が事前、本番共に減少するので、現職が有利になる。

◯同様の理由で、組織票がより有効となる。

何だか新人には壁が厚くなるようだが、ボーッとしているとその通りになる。組織票に関しては、旧来の組織に囚われることなく、どんなに小さな集団をも重要視して、あるいは新たに誕生させて、ターゲットとしていく必要があると思う。

◯ネット戦略に長けた候補者がより強くなる。

しかし政治参加意識が極めて薄いこの国の有権者は、積極的に政治家のアクセスしてこない。単なるHPではなく、その先が必要だ。後援会内zoomなどが一般化できた後援会は強いだろう。

◯電話の強化が必要。

選挙中の依頼活動だけではなく、事前の後援会増強活動に、電話をいかに有効に、かつスマートに取り入れられるか大きなポイントになると考える。メール、ショートメールも同様だ。メルマガにも一工夫が欲しい。

集会に替わって、どのようなコミュニーケーション活動ができるのか。

不幸の手紙、ではなく、「幸福の電話」を実現し、一歩でも先んじられる候補者は、現職を凌駕する可能性がいっぱいだろう。

 

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