近頃、関東近郊の仕事をする事が多い。
小選挙区や市単位で500〜1000サンプルの調査をするが、大手マスコミ全国調査の政党支持率とかなり違った傾向を示す事が多い。
まず全国調査では概ね無党派層は4割前後あるここ数年の傾向だが、関東近郊は5ポイント前後それより低い。時には10ポイント以上も下げ、3割を下回る都市も見受けられる。自民党支持は全国調査よりやや低く、公明支持は大体全国平均と同じ。そして立憲は高く、三倍以上ある都市も存在する。
私が調査した所が極めて特徴的だったという可能性もあるが、相応の数をやている中での傾向だから、あながちレアケースだとは言い難い。
立憲は都市型政党だから何となく分かるが、無党派が少ないのはどうしてだろう。そのまま立憲へ行っているわけでもなさそうで、微妙に維新などにも散らばっている。
コロナの影響が地方より強い首都圏、政治に以前より目を向けるようになったのではないか。無党派層イコール政治無関心層ではないのだが、首都圏の特に比較的若い層のノンポリが減少してきているように思う。
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