長い歴史の中で、これほど野党が弱い時代があっただろうか。瞬間的にはあったかもしれないが、それがとーっても長いから、与党は笑いが止まらないだろう。その割にしばしば内閣支持率が急降下するのは、政治の劣化なのか。国民の要求が高すぎるのか。
それにしても野党には頭を使ってもらいたい。キャンキャンと騒ぎ立て、批判するだけで政権が取れないことは、もうそろそろ解っても良いのではないか。私は至る所で何度も言い続けているが「民主党政権のトラウマ」は根が深く、国民の身体に染み渡っているのだ。
現状批判以外のものとして、これはヤメて、こうしよう、という提案は無いのか。自民政権が数十年間「これから日本はこれでメシを食って行こう」と明確なビジョンを示していないのだから、それを作って提示すれば良いではないか。できないのか。あぁ、どうなんだ。「いや、言ってるよ、いつも」と野党の党首がもし反論するなら、あんたの表現能力とアプローチ力はゼロだなと言い返したい。
首長選挙の新人は肝に命じて頂きたい。今の首長がダメだから自分が立つのだ。どうダメで、自分はどうしたいのか、分かりやすく言えれば当選は近い。
市民を何一つ説得できる新しいものを提示できず「現市長は何もしていない」と言うだけでは、あなたも現市長同様、何もできないだろう。
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