素晴らしきリーダーシップ

 神戸市がまたまたやってくれた。久元市長という人はたいしたものだと思う。力いっぱい応援したい。私ごときが心の応援をしても、だからどうということもないが。
 まだまだ人口が減り続けることが決定している我がニッポン、近隣と人口を奪い合っても不毛だと、将来の荒廃物であるタワマン建設に規制をかけた。今回はさらに空き部屋課税を検討するという。将来的な廃墟化を防ぐ方策だ。   
特に東京のタワマンには投資目的で購入する外国人が多く、空き部屋も多い。必ずや将来起こりうる修繕積立費問題、さらには立て直し問題に対して合意形成が限りなく難しい。人口六千万人になった頃には、東京はタワマンの廃墟だらけになってしまうだろう。
 国がやらないのなら俺がやる、と言わんばかりの先を見据えた政策だ。タワマンの問題点は数多く言われているが、そんなもんは屁のカッパ。相変わらずタワマンの人気は凄まじい。久元市長のタワマン規制には、きっとかなりの反対者がいるに違いない。しかしモノともせずに、市の将来を憂いて自身の政策、政治哲学を貫いている。市長とは全く認識がなく、顔も知らないが、もっともっと頑張ってほしいと願う。他の政策は知らないけど、そんなのはこの際もうどうでもいい。
 殆どの政治家の頭は選挙中心主義があまりにも行き過ぎて、数年先、せいぜい十年未満の未来しか視野に入れていない。その結果が誰もが分かりきっていた超少子高齢化と地方の衰退だ。
 一度でいいから候補者から、数十年先の真剣なビジョンを選挙期間中の街頭演説で聞いてみたい。
 

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