農業従事者は食えない。だから儲かる農業にするのが最重要だ。
今インバウンド客を中心に、外国人に「オニギリ」が大人気なのをどうして政府はほっといているのだろうか。安価でヘルシーなのが人気の理由だ。もっともアメリカやフランスでは一個千円近くするらしいが、それくらい食べる価値があるということだ。加えてスペインや韓国でも専門店が続々とオープンしているらしい。
五十年も続けていた減反〜何と愚かなことをしてしまったのだろう。田んぼはうちでの小槌だ。田んぼを一度潰してしまったら、もう元には戻らない。日本の米は美味いと多くのインバウンド客は語る。コンビニではタマゴサンドイッチと共に二大人気商品だ。
オニギリが広まると、世界の各地で米の生産が始まるだろう。日本米が負けるわけがない。長年培ったノウハウと土壌があるのだから。ノウハウに関しては国際パテントをしっかりと対策しておく。和牛やイチゴ、ブドウなどのように盗まれてはいけない。
単なる一時的人気で終わらせない可能性が大いにあるのは、おにぎりがおやつではなく、主食だということだ。ハンバーガー並みに世界中に広がれば、日本農業の危機はいっぺんに吹っ飛ぶ。金持ちの米作農家があちこちに出てくれば、後継者問題など無いに等しい。多少食物持久率が低くても、だから何だというのだと農林水産大臣は胸を張るだろう。
オニギリ拡大PRは国家が本気を出してやるべき事業だ。
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