もう専門家の出番か

 103万円の壁は、人の働きを制限する最たるものだ。働きたいのに制度上働けないなんて、どう考えても時代にそぐわない。頑張れ国民民主党。
 まあ、それはそれで良いのだが、特に現役世代の不安が尽きない。それはそうだろう。三十年以上日本の経済は成長していないのだから。このままでは住宅購入はままならないし、子供を安心して産めない。
 海外からの資本受け入れが日本は極端に低いと、ある閣僚経験者から聞いた。明治時代、日本はこれでグーンとそれで伸びた。2019年国連調べでは、日本は196ヶ国の中で、海外資本の受け入れは何と196位、195位は北朝鮮だった。日本のスタンスはちょっと極端すぎやしないか。
 選挙戦に向けて全国各地で調査をする。コロナ前まではどの地区・地域でも国民には二大ニーズがあって、医療福祉の充実と景気拡大だった。その二つは同等で、シングルアンサーでざっくりと両者20数パーセントだった。しかしここ二年ほど、景気拡大が明らかに突出している。国民の二大ニーズが一つに減ってしまった?いや、家庭も個人事業主も中小企業も物価高に苦しみ続けているのだ。
 なのに選挙で経済はあまり語られない。とても不思議な気がする。分かってはいるが候補者は、選挙になると興奮して多岐にわたる自分の言いたい事を言っている。
 ここは一つ井川意高さんや尊徳さんやホリエモンさんなどが経済政党を作って立ち上がってくれないだろうか。ズバリ「日本経済再生党」。是非ともビンボーな日本を甦らせてほしい。第三極がパッっとしない今なら十二分に行けると思う。新自由クラブ、日本新党以来、国民は常に第三極を求めている。
 そういえば昔、福祉党とか税金党とかサラリーマン新党なんてのもあったが、本格的な政党が求められている。

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