一方の実力者は

 今回の総選挙は自民党の自滅だ。そう言う人が多いが、もちろん自滅ばかりではない。致命的な打撃を与えたものがいる。共産党だ。共産党の機関紙である赤旗が、自民党が公認から外した候補者に二千万円を振り込んだとの直前のスクープ記事が致命傷となった。野党側からすれば、共産党様様であろう。野党側が直前にさらに伸ばしたのは、共産党の赤旗のおかげと言える。
 しかしその割に共産党自身は議席を伸ばしていない。それどころか二つ減らしている。功績に合わない選挙結果だ。美味しいところは全て立憲と国民に持って行かれてしまった。
 共産党は崩壊直前の頃の旧社会党とは違ってまだまだ実力があり、今も一定の役割を担うものがあるように思う。このまま消えてしまっては、保守サイドにとっても日本にとっても良くないと考える。
 それにしても、今もって『共産党』とはどうなのだろう。世界の趨勢から鑑みても、いい加減にCIの時期ではないだろうか。「いや、我々は共産党ではありません。日本共産党なのです」と言われるかもしれないが、有権者目線では一緒である。
 ちょっと名前を変えて、ちょいオシャレにしてはいかがか。頑固も悪くはないが、過ぎるのも良くない。このままでは今後ますます若い層を取り込めないだろう。
 自民党は変わらなばならないと言われるが、共産党も同様であろう。

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